即日融資の基礎知識:土日ってどうなの?
「明日、友達の結婚式なのに手元に現金がない!」
というように冠婚葬祭や、
「月曜日に銀行の引き落としがあるのを忘れてた!」
などの理由で、まとまった金額が週末に必要になることはありませんか。
キャッシングやカードローンは、クレジットカードやキャッシングカードを利用して、消費者金融の窓口やATM、キャッシュディスペンサーなどからお金を引き出すサービスです。
店頭やテレビやネットの広告で、「最速審査で即日融資!」とうたっている業者がふえています。
必要なときにお金を融資してもらえるので、すぐにお金が必要な時に心強い味方になってくれます。
また、キャッシングなら、返済方法は、「翌月一括払い」が一般的なので、借入期間が短くその分支払わなくてはいけない利息も少なく済みます。
ただ、「最速審査ってうたってても、金融機関が休みの土日は借り入れできないんじゃない?」と疑問に思う人もいるかもしれません。実際のところはどうなのでしょうか?
◆土日の借り入れには、消費者金融系がおすすめ
銀行のカードローンでは、週末に申込みができるところはほとんどありませんので、土日に即日お金が必要な場合は、大手の消費者金融系に申込むのが一般的になっています。
PCまたは、スマートフォン、携帯などを使ってネットで申込みをして、本審査までをインターネット上で行ってもらい、無人機でカードローンを受けとる、というスタイルの業者があります。
これなら、土日祝日関係なく、いつでも融資が可能です。
ただし、だいたいの業者の場合、自動審査可能時間が9:00~21:00というケースが多いので、この時間内に申し込むようになります。
週末は業者側の対応する人手が少ないことが考えられるので、時間には余裕をもって申し込みをすることをおすすめします。
また、無人契約機が近くにあれば、その場で審査が行われ、必要な書類等を提出することができるので、審査に通過すればその場でカードが発行されて、すぐに融資を受けることができます。
土日は金融機関が営業していないため、口座への振り込みができないので、振り込みでの融資は難しいですが、無人機で受け取るスタイルであれば、融資は可能です。
◆最速審査で即日融資を受けるためには準備をしておこう
審査を確実にするためには、事前に書類を準備しておくことが大切です。消費者金融でも、銀行のカードローンでも、必要な書類はほとんど同じです。
・本人確認書類
「免許証」「健康保険証」「住基カード」などが、本人確認書類として認められます。住民票は認められないので注意が必要です。
・在籍証明書類
「社員証」「会社の健康保険証」「給与明細」などが在籍証明書類としてみとめられます。在籍確認を書類の提出で認めてくれるカードローンの場合に提出します。
一部の業者では、電話で実際に職場をかけて確認する、という方法をとるので、これでは土日など会社が休みのときは融資の審査を通ることができません。
・収入証明書類
借り入れをする金額によって必要になる場合があります。多くの業者では、50万円以上の借り入れの場合に必要とされるようです。
「源泉徴収票」「給与明細」「納税証明書」などが、収入証明書類として認められます。ただ、こうした書類が必要になる高額の借り入れを行う場合、その分審査も必要になるため、即日融資は難しいというのが実情です。
安定した収入と返済能力を示すこれらの書類があれば、派遣社員やパート、アルバイトの方でも申込みは可能です。一定の収入が保証されていれば、正規、非正規雇用の勤務形態に関わらず、審査に通る可能性はあるといえます。
ただし、収入は借り入れする人が自らの勤務によって得たものに限りますので、
定職を持たない無職の人や専業主婦は融資を受けられません。
また、自営業や個人事業主は審査に通りにくいということもあるようです。
年収や勤続年数についての明確なボーダーラインは存在せず、あくまでも提出書類や状況に基づいての判断とされることが多いようです。
また、信用情報機関に登録されている「事故情報」(支払いの遅延、自己破産・個人再生など)の情報の有無も、審査に影響してきます。
◆カードを発行しておけば、あとの融資が楽々
初めて借り入れの申し込みをするときには、キャッシングカードの発行が必要になります。そのため、土日の即日融資を受ける際には無人契約機に足を運ばなくてはなりませんが、カードを発行しておけば、その後も利用が可能になります。
無人契約機はもちろん、その他にもコンビニのATMや業者が提携している金融機関のATMで融資を受けることができるので、土日に出かける時に、ちょっとお金が足りない!という時や、外出先で急にお金が必要になったときにも安心です。
土日でも即日融資可能な消費者金融業者は最近どんどん増えているので、「備えあれば憂いなし」とも言いますし、今現在使う予定がなくても、一度カードを作っておくのも良いかもしれませんね。